国立大学法人 電気通信大学 松本研究室  

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  音響処理・音楽情報処理
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 音響処理・音楽情報処理
 Acoustical signal processing / Musical information processing

聴覚は視覚と並び、日常生活の中でなくてはならない情報のひとつです。

音声情報や音声認識システムは、キーボードを必要としないハンズフリーなシステムやロボットへの自然な指示を行うための入力機構として必要不可欠なものだといえます。

現在の音声認識システムは、雑音のない環境では高い認識精度を持ちますが、雑音のある環境ではその認識精度は大きく下がってしまうため、家庭環境などの雑音のあるような状況での使用が困難です。

このような状況で高い精度の音声認識を行うためには雑音除去技術が不可欠だといえます。

松本研究室ではこれら音響信号処理を通して、雑音技術やインターフェースへの応用を目指し、

■ピエゾ素子とマイクロホンによる雑音除去

■時間周波数ε-フィルタによるモノラル雑音除去

■集中マイクロホンによるマイクロホンアレイの小型化

のような複数の研究を推進しています。

本研究室では上記のような音響処理研究を通して、聴覚情報の仕組みに関する理解を深め、また、開発したシステムを音声認識システムやロボット聴覚、生体認証などへと応用していきたいと考えています。

 

ピエゾ素子とマイクロホンの組み合わせによる音響アレイ

本研究ではロボットの内部雑音の除去を目標とし、ピエゾ素子とマイクロホンを組み合わせた音響アレイについて研究しています。ピエゾ素子は振動を直接取得することができるため、より直接的な雑音除去が可能となります。


時間周波数ε-フィルタによるモノラル雑音除去

非線形フィルタであるε-フィルタを時間周波数で適用した時間周波数ε-フィルタについて研究をしています。時間周波数ε-フィルタは従来のε-フィルタと同様、音声信号を保持しながら、ε-フィルタでは難しかった大振幅雑音の除去をも可能とします。


集中マイクロホンによるマイクロホンアレイの小型化

音源分離の研究に関して,従来のマイクロフォンアレイとは異なり,同じ位置に複数のマ イクを置き,それらのマイク特性を効率よく利用することで音源からの方向特性を制御する方法を提案しています.マイクロフォンアレイに対してマイクの設置範囲が狭くてよく,ロボットに実装することが容易であるなどの利点があります.

 

   
(C) Copyright 2009 - Mitsuharu Matsumoto, The university of electro-communications.